汎用マスタ型フィールドを自動計算で参照する際のJSON文字列のフォーマット変更について(対応期限:2023/01/09)
kickflowでは、フォームの入力で各種マスタを複数選択可能にする新機能のリリースを予定しております。これに伴い、汎用マスタ型フィールドを自動計算で参照する場合のJSON文字列のフォーマットが変更になります。お客様の事前のご対応が必要になる可能性がありますので、以下の詳細をご確認ください。
変更内容
汎用マスタ型フィールドを自動計算で参照したときに代入されるJSON文字列が、JSON ObjectからJSON Arrayに変更になります。
従来の文字列(JSON Object)
{"name": "アイテム名", "code": "コード", "foo": "カスタムフィールドfoo", "bar": "カスタムフィールドbar"}
新しい文字列(JSON Array)
[{"name": "アイテム名", "code": "コード", "foo": "カスタムフィールドfoo", "bar": "カスタムフィールドbar"}]
お客様側でご対応いただきたいこと
ワークフローのバージョン作成画面の 「詳細設定」>「汎用マスタフィールドの変数の型」 から、上記のいずれのフォーマットを使用するか選択できます。現在JSON Objectを使用しているワークフローは、対応期限までに自動計算の計算式を修正の上、JSON Arrayに変更していただくようお願いします。
修正例:汎用マスタフィールドの属性をjson_lookupで抽出している場合
以下のように計算式内のJSON Pathを修正することで同じ挙動となります。
元の計算式
json_lookup(<汎用マスタフィールドの変数名>, "$.foo")
新しい計算式
json_lookup(<汎用マスタフィールドの変数名>, "$[0].foo")
対応期限と今後のスケジュール
2022年10月07日
- この日以降、新規作成されるワークフローの 「詳細設定」>「汎用マスタフィールドの変数の型」 は初期値がJSON Arrayとなります。ただし、従来のJSON Objectへ切り替えることも引き続き可能です。
2023年01月09日 ★対応期限
- この日がワークフローの管理権限を持つ管理者の対応期限です。
- この日以降は、すべてのワークフローの 「詳細設定」>「汎用マスタフィールドの変数の型」 はJSON Arrayとなります。
2023年01月26日
- フォームの入力で各種マスタを複数選択可能にする新機能のリリース