検証用のテスト環境を利用する(エンタープライズプランのみ)
本機能はエンタープライズプランでのみご利用いただけます。
本機能をご利用いただくには以下のお手続きが必要です。
- テスト環境用のテナントのご契約
- 本番環境・テスト環境テナントの紐づけ
詳しくは営業担当までお問い合わせください。
運用中のテナント(本番環境)と検証用のテナント(テスト環境)それぞれのデータを同期することで、テスト環境でのワークフローや経路の検証、および、本番環境への反映が可能です。
本番環境 / テスト環境それぞれのテナントを確認するには
- 「管理センター」>「テナント」>「テスト環境と本番環境のデータ同期」を開きます。
- 本番環境ではテスト環境テナントへのリンク、テスト環境では本番環境テナントへのリンクが表示されます。
↓本番環境の表示例(テスト環境へのリンクが表示されます)
↓テスト環境の表示例(本番環境へのリンクが表示されます)
本番環境とテスト環境を見分けるには
テスト環境では、すべての画面の上部に「このテナントはテスト環境です」と表示されます。
同期するデータ
本番環境とテスト環境で以下のデータを同期します。
- ワークフロー
- ワークフローのカテゴリ
- 経路
- 採番グループ
- サブステータス
- フォルダ
- 自動計算用グローバル変数
- 汎用マスタ
なお、同期を実行すると以下の順番で同期されます。
- ワークフローのカテゴリ
- フォルダ
- 自動計算用グローバル変数
- 採番グループ
- サブステータス
- 汎用マスタスキーマ
- 汎用マスタのアイテム
- 経路
- ワークフロー
以下のデータは同期対象外のため、検証に必要なデータを別途登録する必要があります。
- ユーザー
- 役職
- 代理申請
- 代理承認
- チーム
- 所属
- パイプライン
- オートメーション
※ ユーザーのデータをテスト環境へ登録するには、本番環境と同様にユーザーを招待する必要があります。
データを同期するには
データを同期できるのは、本番環境・テスト環境両方のテナントの管理権限を持つ管理者のみです。
本番環境 → テスト環境へ同期
テスト環境で検証するため、本番環境からデータを同期します。
同期の実行前に、ワークフローや経路が参照しているユーザー、チームがテスト環境に存在するか確認してください。
参照しているデータが存在しない場合、同期できません。
-
テスト環境で「管理センター」>「テナント」>「テスト環境と本番環境のデータ同期」を開きます。
- 「本番 → テスト環境へ同期」をクリックします。
- 表示されたダイアログの内容を確認し、「実行」をクリックします。
- 同期を実行すると、「前回の実行日時」に開始時刻が表示され、その後に「同期中」と表示されます。
- 同期が完了すると、「前回の実行日時」の後に「完了」と表示されます。
同期中にエラーが発生した場合、本番環境・テスト環境それぞれのテナントの管理者にメールで通知されます。
また、「前回の実行日時」の後に「中断」と表示されます。
テスト環境 → 本番環境へ同期
テスト環境での検証が終わったら、本番環境へデータを同期することで反映できます。
同期の実行前に、ワークフローや経路が参照しているユーザー、チームが本番環境に存在するか確認してください。
参照しているデータが存在しない場合、同期できません。
同期を実行すると、本番環境のデータが更新されます。
確認したうえで同期を実行してください。
-
テスト環境で「管理センター」>「テナント」>「テスト環境と本番環境のデータ同期」を開きます。
- 「テスト → 本番環境へ同期」をクリックします。
- 表示されたダイアログの内容を確認し、「本番環境のデータが更新されることを確認しました」にチェックを入れ、「実行」をクリックします。
- 同期を実行すると、「前回の実行日時」に開始時刻が表示され、その後に「同期中」と表示されます。
- 同期が完了すると、「前回の実行日時」の後に「完了」と表示されます。
同期中にエラーが発生した場合、本番環境・テスト環境それぞれのテナントの管理者にメールで通知されます。
また、「前回の実行日時」の後に「中断」と表示されます。
補足事項
- データ量によって、同期の完了まで時間がかかる場合があります。
- 例えば、数万件のアイテムを含む汎用マスタの同期には数十分かかることがあります。