汎用マスタ型フィールドを自動計算で参照する方法を教えてください。
汎用マスタ型フィールドで選択したマスタの情報を自動計算で取得するには、json_lookup関数を使用することで対応可能です。
選択したマスタアイテムの「名前」「コード」を取得する方法
名前
json_lookup($(汎用マスタ型フィールドの変数), "$[0].name")
コード
json_lookup($(汎用マスタ型フィールドの変数), "$[0].code")
選択したマスタアイテムのカスタムフィールドの値を取得する方法
json_lookup($(汎用マスタ型フィールドの変数), "$[0].(カスタムフィールドのフィールドコード)")
<例>
汎用マスタ型フィールドの変数が「jsonStr」、選択した汎用マスタアイテムのカスタムフィールドのフィールドコードが「address」の場合・・・
json_lookup($jsonStr, "$[0].address")
複数のマスタアイテムを選択した場合
汎用マスタ型フィールドで複数のアイテムを選択した場合、マスタアイテムを選択した順番に配列されます。
名前
json_lookup($(汎用マスタ型フィールドの変数), "$[0].name")
json_lookup($(汎用マスタ型フィールドの変数), "$[1].name")
json_lookup($(汎用マスタ型フィールドの変数), "$[2].name")
<例>
汎用マスタ型フィールドの変数が「jsonStr」、選択した汎用マスタアイテム名の選択順番が「Test1」「Test2」「Test3」の場合・・・
json_lookup($jsonStr, "$[0].name") #Test1
json_lookup($jsonStr, "$[1].name") #Test2
json_lookup($jsonStr, "$[2].name") #Test3
コード
json_lookup($(汎用マスタ型フィールドの変数), "$[0].code")
<例>
汎用マスタ型フィールドの変数が「jsonStr」、選択した汎用マスタアイテム名の選択順番が「Test1(code:123)」「Test2(code:456)」「Test3(code:789)」の場合・・・
json_lookup($jsonStr, "$[0].code") #123
json_lookup($jsonStr, "$[1].code") #456
json_lookup($jsonStr, "$[2].code") #789
カスタムフィールド
json_lookup($(汎用マスタ型フィールドの変数), "$[0].(カスタムフィールドのフィールドコード)")
json_lookup($(汎用マスタ型フィールドの変数), "$[1].(カスタムフィールドのフィールドコード)")
json_lookup($(汎用マスタ型フィールドの変数), "$[2].(カスタムフィールドのフィールドコード)")
<例>
汎用マスタ型フィールドの変数が「jsonStr」、選択した汎用マスタアイテムのカスタムフィールドのフィールドコードが「address」、択した汎用マスタアイテム名の選択順番が「Test1(address:hoge)」「Test2(address:fuga)」「Test3(address:test)」
json_lookup($jsonStr, "$[0].address") #hoge
json_lookup($jsonStr, "$[1].address") #fuga
json_lookup($jsonStr, "$[2].address") #test
注意事項
1つの汎用マスタ型フィールドで複数のマスタアイテムを選択し自動計算で情報を取得する場合、原則1つの自動計算型フィールドにつき、1つのマスタアイテムの情報のみ取得可能となります。
そのため、複数のマスタアイテムの情報を取得したい場合は、自動計算型フィールドを複数作成する必要があります。