フィールドコードを編集した場合の影響範囲について教えてください
フィールドコードは、ワークフローのフィールドを一意に特定するための文字列です。ワークフローのバージョン間をまたいでフィールドが同一かどうかを判定するのに使用されます。
フィールドコードを編集する操作は、そのフィールドを一度削除してから再度作成したことに相当します。したがって、様々な機能に影響が発生します。以下の影響範囲を十分に確認してから編集するようにしてください。
自動計算型フィールド
- フィールドコードが変わると変数名が変わるため、自動計算型の計算式も合わせて変更する必要があります。
帳票出力
- フィールドコードが変わると変数名が変わるため、帳票出力のテンプレートも合わせて変更する必要があります。
- ただし、帳票出力のテンプレートはバージョン間で共通なので、新しいフィールドコードに合わせると過去のチケットで帳票出力できなくなる恐れがありますのでご注意ください。
パイプライン
- フィールドコードが変わると、発火条件やコピーが正しく動作しなくなる可能性があります。
- パイプラインの設定を更新することで、再度発火条件やコピー設定を修正できます。
ビュー
- フィールドコードが変わると、それ以降に作成されたチケットの該当フィールドの入力は、ビューでは表示されなくなります。
- ビューの設定を更新し最新のフィールドコードを反映することで、再度該当フィールドを表示することができます。
チケットのCSVエクスポート
- チケットのCSVエクスポートは最新のワークフローのバージョンに基づいて出力されるため、古いコードを持つフィールドの入力値は出力されなくなります。
経路
- 経路ステップの実行条件に設定されている変数名は、フィールドコードの変更により動作しなくなる可能性があります。
そのため、フィールドコードを変更する際は、経路ステップの実行条件を更新する必要があります。
オートメーション
- オートメーションのルールに設定されたフィールドは、フィールドコードの変更により正常に動作しなくなる可能性があります。
そのため、フィールドコードを変更する際は、フィールドを再設定する必要があります。