ユーザーを一括で招待・削除・一時停止する(CSVインポート)
ユーザー情報を定義したCSVファイルをアップロードすることで、複数のユーザーを一括で招待・削除・一時停止する方法です。初回導入時や大規模な組織での運用時におすすめの方法です。
ユーザーを一括で招待・削除・一時停止する
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管理センター>ユーザー>ユーザー>CSVインポート を開きます。
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フォームをクリックし、ユーザーを定義したCSVファイルを選択します。
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「インポート」 をクリックします。
CSVフォーマット
入力必須ではないカラムでも列ごと省略することはできませんのでご注意ください。
カラム | 入力必須 | 説明 | 入力例 |
---|---|---|---|
必須 | メールアドレス | taro.yamada@example.com | |
code | 既存ユーザー更新時のみ必須 | コード 未入力の場合、ランダムな英数字が採番されます。 |
user123456 |
employee_id | 任意 | 社員番号 | 56789 |
last_name | 必須 | 姓 | 山田 |
first_name | 必須 | 名 | 太郎 |
send_email | 必須 | 招待メールを送信するかどうか | TRUE または FALSE |
line_works_account_id | 任意 | LINE WORKSアカウントのID。LINE WORKS連携利用時のみ指定してください。 | taro.yamada@hogecorporation |
locale | 任意 | 初期言語。ユーザーが招待中ステータスのときのみ反映されます。 | ja または en |
status |
必須 | ユーザーのステータス | invited(招待中)️ activated(有効) ️ suspended(一時停止)️ deactivated(削除済み) |
注意事項
- 1回のCSVインポートで処理できるユーザー数は1,000件までとなります。1,000件を超える場合は、CSVファイルを分割してインポートを行ってください。
- statusカラムが空欄もしくは無効なステータスを入力した場合は、エラーとなります。
- 新しくユーザーを招待する場合には、statusを「invited(招待中)」で指定してください。
CSVインポート時の挙動
一括招待時の挙動
- CSVファイルに未登録のユーザーが含まれる場合、それらのユーザーは「招待中(invited)」ステータスで登録されます。さらにsend_emailがTRUEの場合、招待メールが自動的に送信されます。
- CSVファイルに既に登録済みのユーザーが含まれる場合、それらのユーザーに対しては姓・名が更新されます。さらにその登録済みユーザーが「招待中(invited)」ステータスでsend_emailがTRUEの場合、招待メールが自動的に送信されます。(send_emailがTRUEでも、「招待中(invited)」ステータス以外のユーザーに対して招待メールは送付されません)
- emailがすでに登録されていたり、codeが重複していたりする場合、新しいユーザーとして追加できません。
- ユーザーCSVインポートは、1行ずつデータベースにコミットします。途中でエラーが発生した場合、直前の行までコミットされた状態で終了します。
一括削除時の挙動
- CSVのstatusカラムを「削除済み(deactivated)」に変更し、CSVインポートを実施すると指定の登録済みユーザーは「削除済み(deactivated)」のステータスに変更されます。
- 「削除済み(deactivated)」のステータスに変更できる条件は以下の通りです。
- 登録済みのユーザーであること
- 変更前のstatusが以下のいずれかであること
- 招待中(invited)
- 有効(activated)
- 一時停止(suspended)
一括一時停止時の挙動
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CSVのstatusカラムを「一時停止(suspended)」に変更し、CSVインポートを実施すると指定の登録済みユーザーは「一時停止(suspended)」のステータスに変更されます。
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「一時停止(suspended)」のステータスに変更できる条件は以下の通りです。
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登録済みのユーザーであること
- 変更前のstatusが以下であること
- 有効(activated)
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一時停止中のユーザーを一括で有効にする時の挙動
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CSVのstatusカラムを「有効(activated)」に変更し、CSVインポートを実施すると指定の一時停止中ユーザーは「有効(activated)」のstatusに変更されます。
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「有効(activated)」のステータスに変更できる条件は以下の通りです。
- 登録済みのユーザーであること
- 変更前のstatusが以下のいずれかであること
- 一時停止(suspended)
削除済みユーザーを一括で再招待する時の挙動
- CSVのstatusカラムを「招待中(invited)」に変更し、CSVインポートを実施すると指定の登録済みユーザーは「招待中(invited)」のステータスに変更されます。
- 再招待の場合はsend_mailの値に関わらず、自動招待メールが送信されます。
- 「削除済み(deactivated)」から「招待中(invited)」のステータスに変更できる条件は以下の通りです。
- 削除済み(deactivated)のユーザーであること
- 「削除済み(deactivated)」から「招待中(invited)」のステータスに変更できる条件は以下の通りです。
変更可能なステータスの組み合わせ
変更前 \ 変更後 | invited(招待中) | activated(有効) | suspended(一時停止) | deactivated(削除済み) |
---|---|---|---|---|
新規追加 | ◯ | × | × | × |
invited(招待中) | - | × | × | ◯ |
activated(有効) | × | - | ◯ | ◯ |
suspended(一時停止) | × | ◯ | - | ◯ |
deactivated(削除済み) | ◯ | × | × | - |
登録できるライセンス数の上限
- 契約中のテナントでは、ライセンスの上限数を超えるユーザーをCSVインポートで追加することはできません。使用中のライセンスとしてカウントされるユーザーは下記のステータスのユーザーです。
- 招待中(invited)
- 有効(activated)
- 一時停止(suspended)
- CSVインポート時、契約しているライセンス数と使用しているライセンス数の比較は下記のように行われます。
- CSVのレコードを1行ずつ上から処理していきます。
・ 既存のレコードであれば、必須カラム・非必須カラムの内容を確認してアップデート処理を行います。
・新規のレコードであれば、レコードの追加を行います。 - 現在の使用ライセンス数が更新されます。
・新規のレコードであれば、使用ライセンスが+1されます。
・既存のレコードのうち、[削除済み -> 招待中]にステータス変更されれば、使用ライセンスが+1されます。
・既存のレコードのうち、[招待中、有効、一時停止のいずれか -> 削除済み]にステータス変更されれば、使用ライセンスが-1されます。 - 2の処理が完了すると、現在の使用ライセンス数とライセンス上限数を比較し、上限数に達していればエラーが表示されます。
- CSVのレコードを1行ずつ上から処理していきます。